令和2年に始まった「イノベーション創出強化研究推進事業」は、今年3月をもって研究期間が終了します。
(研究題名:「アスパラガス生産に働き方改革を!改植技術『枠板式高畝栽培』を基盤とした省力安定栽培システムの開発」)
本事業では、「枠板式高畝栽培システム」を活用し、アスパラガス生産の高収益化・省力化を図ることで、新鮮な国産アスパラガスの安定供給を目指して研究を行ってきました。
余談ですが、令和5年の熊本県におけるアスパラガスの生産量は、北海道に次いで全国2位、10aあたりの収量では全国トップです!
(参考:農林水産省「令和5年産野菜(41品目)の作付面積、収穫量及び出荷量(年間計)」
今回は、共同研究を行っている以下の研究機関を訪問し、アスパラガス生産管理について情報交換と視察を行いました。
- 広島県立総合技術研究所 農業技術センター 様
- 香川県農業試験場 様
広島県立総合技術研究所 農業技術センター様
香川県農業試験場様
主に、水管理の方法や収穫後の冬期管理について意見を交わしました。
現在は閑散期のためアスパラガスの生育は見られませんでしたが、この時期に視察を行うのは初めてで、新たな発見が多くありました。
今回の視察を通じて、さらなる改善につながるヒントを得ることができました。共同研究は間もなく終了しますが、アスパラガスの安定生産を目指し、次のシーズンも引き続き実証を進めてまいります。
おまけ
広島と香川では、美味しい食事も楽しむことができました!