果実堂テクノロジーでは、あらゆる作物を試験栽培しています。
野菜を育てる過程で、どの方法が最もよく生育し、効率的に収穫できるかを検証しています。
そんな中、試験栽培を始めて5年目のアスパラガス。いよいよ本格的に生産を行うために10棟の高瀬式高機能ハウスを建設しました。
↓建設中の様子はこちら!今年の2月に果実堂HPにてご紹介しました。
https://www.kajitsudo.com/news/newsrelease/post-20220221
現在のアスパラガスの状態について、果実堂テクノロジーの西上明里さんにお話しを伺いました。
4月に定植を行い、現在は『黄化』の段階に入りました。
フサフサに生い茂った葉っぱでたくさん光合成を行い、気温が下がってくると光合成で作られた養分を根っこへ転流します。この過程で葉っぱが黄色になっていきます。(西上)
光合成をたくさん行ったので、美味しいアスパラガスができそうです。
10月現在はまだまだ緑ですが、12月になるときれいな黄色になります。
※アスパラガス試験栽培を行っているハウスの昨年12月の様子
果実堂テクノロジーでは、枠板式高畝栽培でアスパラガスを栽培しています。
高畝で栽培することで通路を確保できるため、自動散布機や収穫台車などの機械を通しやすく、また収穫の際にかがまなくて済むので労務軽減・効率化にもつながります。
収穫は2023年2月からを予定しています。皆さんの食卓に届くまで、どうぞお楽しみに!