目指すのは「日本の農業の底上げ」 農業を元気にする人と働きたい
栽培技術グループ
西上 明里
鹿児島大学農学部 卒業 / 2018年入社
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活躍の場は「試験圃場」
新たな作物の栽培に試行錯誤中。
昔から農業という職業に憧れがあり、大学は農学部に進学。
農業経営経済学を専攻しました。就職活動の際、熊本出身だったこともあり「熊本で農業に関する仕事はないか」と探し、たどり着いたのが果実堂と果実堂テクノロジーです。
その時初めて「ベビーリーフの生産量が日本一」と知りました。
日本一を実現した裏には、科学的な研究や、オペレーションの効率化などがあると聞き、その技術を学んで日本の農業に貢献したいと思ったのが入社のきっかけです。
現在は、試験圃場での試験作物の栽培と、コンサルのサポートが仕事の中心。試験圃場では、実際にお客様の畑で栽培することを想定し「土の水分量が30%だから、35%にするために、○分潅水」といった潅水や施肥の記録をつけています。お客様のところでも同じように再現できるように、細かく数値化するのに苦労しています。
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“農業の先輩”から実地で指導
一つ一つ学び、成長しています。
大学までは実際に農業をした経験があるわけではなく、入社後は右も左も分からない状態でした。まずは栽培の方法について先輩たちから学び、一緒に作業することで一つ一つ学んでいきました。座学での研修というより、畑での実地での学びが多く、作物を育てるごとに知識が増えていったように思います。
野菜を試験圃場で育てる前には、実際に育てている農家さんに教えていただくこともあるのですが、新しい作物だと、自分で調べる必要があります。専門書を見て、似た植物の育成方法などとも照らし合わせながらの栽培で、失敗の連続だったことも。しかし、それを繰り返すことで、何がその植物にとって最適なのかという答えが見えてきます。その成果がパッケージ化されて、お客様のところで実際に育てられるようになると本当にうれしいですね。
今はまだコンサルティングできるほどの経験がなく自信もないのですが、今後5年くらい経って、技術と経験が身についてきたら、コンサルでの関わり方もできるかもしれないと考えています。
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入社をお考えの方へ伝えたいこと
私は野菜づくりの経験はありませんでしたが、先輩方を始め、周りの農家さんなど、指導いただける方々が多くいらっしゃったので、悩みながらも少しずつ成長できたと思います。果実堂テクノロジーは「日本の農業の底上げ」に貢献できる会社。
「農業を楽しく、元気にしていきたい」人と一緒に働きたいですね。